JavaScript/true
true
は、JavaScriptにおける基本的な論理型(ブーリアン)の値の一つで、真偽を表す2つの値のうちの肯定的な値です。
型と特徴
- データ型は
boolean
- プリミティブ型の一種
- 論理演算や条件分岐で重要な役割を果たす
比較と等価性
厳密等価性
緩等価性
トゥルーシー値との関係
true
は、Javascriptの「トゥルーシー(真)」値の代表的な例です。
トゥルーシー値の例
true
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"false"
(非空文字列)[]
(空の配列){}
(空のオブジェクト)
論理演算での挙動
論理否定
!true
→false
論理積(AND)
論理和(OR)
型変換
ブール型への変換
使用例
条件分岐
if (true) { // この部分は常に実行されます }
コンストラクタでの生成
let boolValue = new Boolean(true); // 注意: これはtruthyなオブジェクト
注意点
- オブジェクトラッパーの
Boolean(true)
はtruthyな値 new Boolean(true)
は常にtruthyなオブジェクト
関連概念
false
- 論理演算子
- 型変換
- ブール型
ECMAScriptでの定義
- 初期のJavaScriptから存在
- 言語仕様の基本的な部分
ブラウザ互換性
- 全てのJavaScriptエンジンで完全にサポート
- 言語の最初期から一貫して実装
実装詳細
特定の内部実装の詳細はJavaScriptエンジンに依存しますが、基本的な真偽値の表現は共通です。
カテゴリ:JavaScript