JavaScript/1

1

1 は、JavaScriptにおける数値型(number)の1つで、数値のイチを表します。数値演算や条件評価など、多くの場面で使用される基本的な値です。

特徴

  • 1 は数値型のプリミティブ型
  • 数値演算において加算の単位元、乗算の単位元として機能します。
  • 真偽値評価ではtruthyと見なされます。
  • IEEE 754規格に基づく浮動小数点数として表現されます。

使用例

const one = 1;

console.log(typeof one); // "number"
console.log(one + 1);    // 2
console.log(one === 1);  // true

1の特別な性質

1は、数値演算における単位元としての性質を持ちます。

加算における単位元

  • 1は加算において、それ自身を加えることで次の整数を生成します。
let count = 0;
count = count + 1; // count は 1 になる

乗算における単位元

  • 1は乗算において、どのような数に掛けても元の数を保ちます。
console.log(5 * 1); // 5

1と真偽値評価

JavaScriptにおいて、1truthyとして評価されます。

if (1) {
    console.log("1はtruthyです"); // 実行される
} else {
    console.log("このコードは実行されません");
}

1の型変換

1 は、コンテキストに応じて他の型に変換されることがあります。

文字列への変換

  • 数値 1 を文字列に変換すると "1" になります。
console.log(String(1)); // "1"

真偽値への変換

  • 数値 1 を真偽値に変換すると true になります。
console.log(Boolean(1)); // true

注意点

  • 1true と等価に評価される場合がありますが、厳密比較(===)では異なります。
console.log(1 == true);  // true
console.log(1 === true); // false

まとめ

  • 1 はJavaScriptの数値型の基本的な値であり、計算や条件式に頻繁に利用されます。
  • 加算と乗算における単位元としての性質を持ちます。
  • 真偽値評価ではtruthyとして扱われます。

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