Go/clear
Goのclear
関数は、Go 1.21で導入された事前宣言された組み込み関数で、スライス、マップ、型パラメータの要素を削除するために使用されます。
clear
関数の基本仕様
構文
func clear[T ~[]E | ~map[K]V, E any, K comparable, V any](t T)
動作の詳細
他のキーワード・関数との重要な違い
主要なユースケース
- メモリリーク防止: 大きなオブジェクトを含むスライスを再利用する際
- オブジェクトプール: プールされたオブジェクトのリセット
- 一時的なコレクション: 処理の合間でコレクションをクリア
- ジェネリック関数: 型パラメータを使った汎用的なクリア処理
パフォーマンスへの影響
- メモリ効率: ガベージコレクションの負荷を軽減
- 再利用: スライスやマップの容量を保持したまま再利用可能
- CPU効率: ループでの個別削除より高速