Manual:Maintenance scripts/Configuration/ja
メンテナンス スクリプトでデータベースの構造を変更する必要がある場合 (例えば Manual:update.php )、$wgDBadminuser
および $wgDBadminpassword
の設定変数を設定する必要があります。これは、Manual:$wgDBuser に設定された利用者に十分な権限がない場合に適用されます。
あるいは、--dbuser および --dbpass のパラメーターをスクリプトに渡すこともできます。
これらの変数の値は、MediaWiki のインストールに使用されているデータベース エンジンによって異なります。
設定されていない場合は、Manual:$wgDBuser に設定された利用者が使用されます。
MySQL
いくつかのメンテナンス スクリプトは、セキュリティ上の理由から、メインの MediaWiki データベース アカウントが持つべきではないデータベース権限を必要とします。
MediaWiki データベース専用の 'superuser' 権限を持つ別のデータベース アカウントを作成する必要があります (既に存在しない場合)。
MediaWiki 用に使用するデータベースが wikidb
と呼ばれている場合、次の SQL はローカル ホストで superuser 権限を行使できるそのようなユーザーを作成します。
GRANT ALL PRIVILEGES ON wikidb.* TO 'wikidbadmin'@'localhost' IDENTIFIED BY 'strong-password';
アカウントが存在するようになったら、アカウント名は $wgDBadminuser
設定変数に設定する必要があります。
他の設定変数と同様に、$wgDBadminuser
は LocalSettings.php に設定する必要があります。
$wgDBadminuser
のパスワードは $wgDBadminpassword
構成変数に設定する必要があります。
PostgreSQL
PostgreSQL は MySQL とは異なるセキュリティ モデルを使用しており、MediaWiki のインストールの日常的な操作に使用するのと同じ PostgreSQL サーバー アカウントをメンテナンス スクリプトの実行にも使用する必要があります。
これは、メンテナンス スクリプトによって作成される新しいテーブルの所有者が正しく設定されることを確実にするために必要です。
$wgDBadminuser
や $wgDBadminpassword
を設定する必要はありません。